ガソリンタンクや前後フェンダー、その他エアークリーナー、ヘッドライ等々を製作する際、弊社で使用致します鉄板は、まず、その1) : 板金加工に適した特殊な鉄板を使用 (企業秘密となりますので、鉄板に関する詳細のご案内はご容赦下さい)。その2) : その鉄板の厚みは、何と! 1.6mm!! (ハーレー純正のガソリンタンクやフェンダーに使用されております鉄板の厚みは約0.8〜1mm程度です）と、相当に分厚く、製作担当者は毎回、その分厚さと格闘を繰り広げる事となります。鉄板の厚さが、厚ければ厚い程良いと云う訳ではありませんが、何分、トルクと振動の塊＝ハーレーが相手ともなりますと、強度の面からもこれ位の厚みは必要であると、我々はそう思う次第でありまして… 勿論、この厚さでありますので、曲げり丸めたり等々、自由自在に形状を操る事が出来る様になるまでは、相当の時間と修練が必要であり、且つ多少の事ではへこたれない強い心も必要となります故、例えば、手の平に出来た豆が潰れ皮膚がめくれ上がってしまった、あるいは、ハンマーの叩き過ぎで手首に疲労骨折が発生してしまった、更には、疲労骨折による痛みに耐えかね、振り下ろすハンマーのストロークに乱れが生じ、遂には肩関節を脱臼してしまった、等々、そんな程度の事では、全くその修行を中断する為の理由にはならない事を、板金を志す者は肝に命じなければなりません。そんな訳で、只今、板金スタッフ募集中!!!

※因に… 一番下の写真にございます様に、V-ROD用のリアフェンダーをワンメイクにて製作する際、弊社では基本的には純正のインナーフェンダーをそのベースとして使用致しております。リアフェンダー本体のスムーズな取り付け、各モジュール類の取り付け、また全体の強度の面等々がその理由となります。

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