溶接痕… 全て手作業で消し去ります。。。
そうなんです… 今度は、フルクローム仕上げにてのご注文でありまして。。。弊社オリジナルのガーターフォークは、弊社工場内にて弊社スタッフが、個々のパーツに溶接作業を施しながら造り上げて行く訳なんですが、溶接作業ともなりますと、当然その作業を終えた部位には溶接痕が残ります。クローム加工の場合、ペイント等で使われるパテによる表面の修正を行う事が出来ませんので、溶接痕をそのままにしておいたら、まるっきり、そのまんまの状態で仕上がって来てしまい、何とも残念な結果になる訳でありまして… では、どう対処するのか??? それはですね、ただひたすら、その溶接を盛った部位を磨きに磨き、遂には消し取るんですね… しかも、全て手作業で。。。勿論、エアーツールによる紙ヤスリ的な道具を使ったりも致しますが、基本はヤスリ系の道具&手作業。溶接を施した箇所でもありますので、削り過ぎにも要注意な訳でありまして、今回の様なケースに関しましては、やはり熟練した職人の技+目が非常に重要となります。しかし、幾ら熟練の職人の手による作業であったとしても、何分、完全に手作業のみにより遂行しなければなりませんので、フニッシュを迎える迄にはかなりの時間を要する次第でありまして… 嗚呼、安易に『メッキ仕上げ、全然OKです!!』なんて、云わなければ良かったと、そんな後悔の念も頭を持ち上げてしまう程に、実に地味ィ〜な感じの空気が漂うこの1週間程の工場内です。
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