クライマックス! 純正スピードメーターをマウント!!
セキュリテーシステムの関係上、BREAK OUTの場合、純正のスピードメーターを取り外す事が出来なくなっている訳でありますが、しかし、それでも弊社では既にその対応策の用意はあるにはあるのですが、その策を講じ様と致しますと、諸々の関係上、まずはリアフェンダーをワンオフで製作をしなくてはなりません。そしてリアフェンダーを造るとなりますと、それに合わせたシートの製作も必要ですし、テールライトやウィンカーにも手を入れなければならず、更にはリアフェンダーのペイントも必要、等々。カスタムの規模がどんどんと拡大をして行く事になるのでありまして… しかし、そんな悩ましい問題も、このやり方ならスッキリと解決!! まさにBREAK OUTのオーナー様方に取りましては、朗報となります本日の記事なのであります!!
オーナー様からご教授頂いたアイディア!!
純正のスピードメーターをこの様にマウントするアイディアは、私共にこのタンクのモディファイのご依頼をして下さったオーナー様からご教授を頂きました。幸いな事にBREAK OUTの純正スピードメーターは小振りな設計でありまして、こんな風にタンクの上部にマウントしても全く違和感がありません。そしてまた、この様な逆反りのプレート部分を作ってやれば、メーターの視認性を確保する事も出来ますし、何よりもデザイン的にかなりCOOL!!
スピードメーター本体の取り付け方や配線の処理方法等々、色々と工夫をしなければならない箇所は幾つかありましたが、そこは百戦錬磨の弊社板金部隊。ここはこうして、あそこはこんな感じで持って行けば良いのではないか、などと言いながら、サクサクと作業を進めるのありました。。。
順序が逆となりますが、こちらはガソリンタンクの底面に大きく曲線を付ける為の下準備でありまして… ご覧の通り、大胆にも一度タンク下部のプレート面を全て切り取ってしまいます。その後、カーブが効くデザインとなる様な鉄板の切り出しまして、溶接にて貼って行きます。
同じく、こちらも製作過程の画像ですが… こちらは初期の頃の製作過程でありまして、ガソリンタンクのエキステンションを行っている所であります。弊社の場合、純正のガソリンタンクをベースにモディファイを行います際は、必ずタンクの横幅を詰める作業を行います。そのままのサイズですと横幅の張り出し具合が強過ぎる為、スッキリとしたデザインでフニッシュする事が出来ません。そんな訳で今回も、まず初めに約30mmほど横幅を詰める作業を行っております。