So-Bad Review

BLゴールドコート施工法 : 焼き付けが非常に有効です!!

time 2017.07.27 view 2773 Views
Posted by in 特殊塗料

kkk 2 (1)


BLゴールドコートの施工方法 : 2通りのご案内


BLゴールドコートは薄膜の為、仕上がった塗膜表面には塗装基材の下地の状況 ( 小傷や磨き傷 / 施工面の平滑性 / 鏡面仕上げの状況、等々 ) がそのまま反映されます。付きましては下地造りには細心の注意を払われる事をオススメ致します。また、施工の際は、塗装面の、油・水分・湿気・じんあい・その他、有害な付着物を完全に除去して下さい。以下、BLゴールドコートの施工に関しまして、2通りの塗装方法をご案内致します。

[ その1 : 焼き付け ] ゴールド輝度 : 100% | 塗膜強度 : 弱 | 塗膜密着力 : 弱
[ その2 : 焼き付け&トップコート施工 ] ゴールド輝度 : 80% | 塗膜強度 : 強 | 塗膜密着力 : 強


施工方法その1 : 焼き付け

ゴールド輝度 : 100% | 塗膜強度 : 弱 | 塗膜密着力 : 弱

ゴールドを焼き付ける事により、BLゴールドコート本来の輝きを100%発揮させる施工方法となります。但し、こちらの施工方法では、ゴールドの塗膜の上にトップコートの施工は行いませんので、塗膜強度及び塗膜密着力が微弱となります。

◯ BLゴールドコート本来の輝きを100%発揮させる事が可能です。
◯ 塗膜強度、並びに塗膜の密着力は弱力となります。
◯ 施工後、人の手が触れぬ、美術品・装飾品・仏具等々の施工に適しております。
◯ 経年による金の色味の変色に関しては従来の金箔と同等とお考え下さい。


【 施工方法その1 : 焼き付け 】

( 1 ) 施工基材表面を鏡面にし、脱脂を完全に行う。

( 2 ) BLゴールドコート専用のプライマーを塗布。
◯ スプレーガンやエアーブラシを使用して塗布。また筆塗りやローラーでも施工可能です。
◯ 膜厚 : 5〜10μ程度にて。
◯ 常温にて乾燥 ….. 夏 : 10〜15分 | 春秋 : 20〜40分 | 冬 : 1〜2時間。
◯ 指で触り、多少のベトつきを感じる所で、ゴールドの施工に移ります。

( 3 ) BLゴールドコートを施工。
◯ ゴールドコートは、希釈をしないで使用して下さい。
◯ 適量を、スプレーガンやエアーブラシにて施工。また、筆塗りでの施工も可能です。
◯ 常温にて乾燥 ….. 夏 : 30〜60分 | 春秋 : 1〜2時間 | 冬 : 3〜4時間。
◯ その後、焼き付け作業を行う : 100℃〜200℃ / 6〜10時間 ( 施工基材により異なります ) 。
◯ 焼き付け作業は、乾燥炉 / 赤外線ヒーター / ヒートガン等で行って下さい。
▷ 熱を加えて頂く事により、密着力を高めより豊かな発色を得る事が出来ます。


施工方法その2 : 焼き付け & トップコート

ゴールド輝度 : 80% | 塗膜強度 : 強 | 塗膜密着力 : 強

BLゴールドコートに強靭な塗膜強度、並びに密着力を付与させる際の施工方法です。但し、ゴールドの塗膜に保護用のトップコートを施工する為、ゴールド本来の輝度は大凡20%程減衰致します。この施工方法はトップコートに着色用のカラー ( ゴールド主剤液 / 顔料等 ) を混ぜる施工方法でありまして、結果、最終的なゴールドの発色を自由に調整する事が可能です。

◯ 光の屈折率の影響により、トップコートをそのまま施工すると緑ががったゴールドの発色となります。
◯ そこでBLゴールドの主剤を極々少量トップコートに混ぜ、完成面の色味の調整を行います。
◯ トップコートが完全に硬化した後、超微粒子コンパウンドにて施工面を磨き上げる事が可能です。


【 施工方法その2 : 焼き付け & トップコート 】

( 1 ) 施工基材表面を鏡面にし、脱脂を完全に行う。

( 2 ) BLゴールドコート専用のプライマーを塗布。
◯ スプレーガンやエアーブラシを使用して塗布。また筆塗りやローラーでも施工可能です。
◯ 膜厚 : 5〜10μ程度にて。
◯ 常温にて乾燥 ….. 夏 : 10〜15分 | 春秋 : 20〜40分 | 冬 : 1〜2時間。
◯ 指で触り、多少のベトつきを感じる所で、ゴールドの施工に移ります。

( 3 ) BLゴールドコートを施工。
◯ ゴールドコートは、希釈をしないで使用して下さい。
◯ 適量を、スプレーガンやエアーブラシにて施工。また、筆塗りでの施工も可能です。
◯ 常温にて乾燥 ….. 夏 : 30〜60分 | 春秋 : 1〜2時間 | 冬 : 3〜4時間。
◯ その後、焼き付け作業を行う : 100℃〜200℃ / 6〜10時間 ( 施工基材により異なります ) 。
◯ 焼き付け作業は、乾燥炉 / 赤外線ヒーター / ヒートガン等で行って下さい。
▷ 熱を加えて頂く事により、密着力を高めより豊かな発色を得る事が出来ます。

( 4 ) トップコートを施工。
BLゴールドコートの主剤を、少量トップコートに混ぜて下さい : 赤く発色します。
▷ 混ぜて頂くゴールドが少ないと、最終的な発色が緑ががった色となりますのでご注意下さい。
▷ 発色の状況を見極めつつ、混ぜて頂くBLゴールドコートの主剤の量を調整して下さい。
▷ 推奨させて頂きます調合色に関しては、下記サンプル写真をご参考にして下さい。
▷ 緑の反対色として、赤や紫の顔料をご使用頂く事も可能です。

◯ 希釈率 / トップコート : 水 = 1 : 1 に希釈。
上記溶液に、少量のBLゴールドコートを混ぜる / 赤味を帯びた色に変化します。
◯ スプレーガン、またはエアーブラシを使用して塗布。
◯ 希釈によりトップコートは垂れやすい状態となりますのでご注意下さい。
◯ 薄塗りにて適宜、希望の発色及ぶ膜厚になる迄塗り重ねます : 最低5回以上。
◯ 常温にて乾燥 ….. 夏 : 2〜3時間 | 春秋 : 3〜4時間 | 冬 : 6〜7時間。
◯ 焼き付けの場合 : 80℃〜100℃ にて 5〜10分程度。
◯ 焼き付け作業は、乾燥炉 / 赤外線ヒーター / ヒートガン等で行って下さい。
◯ トップコートが完全に乾燥した後、超微粒子コンパウンドにての磨きの作業も可能です。

[ ▽ 下記写真 : トップコートにBLゴールドコートを少量混ぜた時の色です ]

gd5

>> BLゴールドコート詳細

gl 1