TWIN CAM DYNAの純正タンクをストレッチ加工
今回の仕事は、とあるカスタムショップさんから頂戴を致しましたご依頼です。TWIN CAM DYNAの純正ガソリン・タンクをストレッチ加工し、更にそれをソフティルに取り付けする事が出来る様に致します。
純正タンクの場合、その横幅にデザイン上の問題があると考えられます。何ともおおぶりでシャープさに欠ける形状でありますので、その印象は何としてでも払拭しなければなりません。そこでタンクの幅を詰める作業から取掛かります。
まずはタンクを真っ二つに割りまして、タンク前方より後方にかけて、辺の長い二等辺三角 (底辺の長さは約40mm程でしょうか) にあたる部分を切り落とします。この作業により、タンク後方に向かうラインが綺麗な三角形を呈する様になり、全体的にスリムな形状となって来ます。その後、タンクのエンド部分をストレッチする作業となりますが、実際にタンクをフレームに装着し、諸々のバランスを見つつ最終的なタンクの長さを決定して行きます。
通常の純正タンクのストレッチ加工は、この辺りで終了となりますが、弊社の場合は違います。そう、タンクの底面を大きくエグってやりまして、真横からのLOOKSに大胆な変更を加えます。すると、純正タンクが正真正銘のカスタムにタンクに変貌を遂げる訳でありまして… キャブレター用のタンクは勿論の事でありますが、インジェクション仕様のガソリンタンクでも同様の加工は可能です (その際、ガソリン・ポンプをSPORTSTERで使われる小振りなタイプのポンプに変更する必要がありますが…) 。
純正タンクに使用されている鉄板の厚みは0.8mm程しかありませんので、ここまで大幅なモディファイを行う為には、やはりそれ相当な経験や技術が要求される訳でありまして… 弊社の場合、4人おりますスタッフ全員の一人一人が、その作業を行わせて戴く事が可能です。新規で0ベースからタンクをワンオフ製作するよりは、純正タンクを利用したモディファイの方がコスト的にかなり抑える事が出来ますので、タンクをカスタムをお考えでしたら、どうぞ何なりとお気軽にご相談下さい。
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